こんにちは、てまりりです。
最近はドールを撮影するよりも
植毛したりメイクしたり、セットを作ったりと
創作意欲ましましでそっちばかり頑張ってしまっています笑
こまかい道具や工程が多いので
自分の備忘録としての役割も踏まえまとめておこうと思います!
(意外と1/6ドールのカスタムの記録は公開されていなかったり、youtubeにも上がっていないので…)
なんで1/6ドールを自作しようと思ったのか
ずばり、小顔な女の子が欲しくなった!のです。
最近、我が家には六分の一男子ナインやユノラのアズなど、小顔の男子が増えてまいりました。
![](https://kurupaya.com/wp-content/uploads/2020/12/nine_00.jpg)
そこで勃発したのが「この人たちと隣に並んでも顔がデカくならない女子ドールがほぼいない問題」です。
ユノラは高いし入手困難。momokoはいまいち可愛く撮ってあげられない。。。
という私の諸事情により「ならば作ってみるか」と思い至ったのであります。
あくまでもイメージは六分の一男子やアズとならんでも違和感のない感じの子です。
この時点でかなり自分でハードルをあげてしまいました爆
1/6ドールを作ろう!道具編
これまで中途半端なオーバーメイクしかしたことがないので
ちゃんとした道具をそろえていなかった…ということで
超!必要最低限ですが今回使用したものをまとめておきます。
![](https://kurupaya.com/wp-content/uploads/2021/02/img_4132.jpg)
これまで用意していた↑のものに加えて
アクリル絵の具(リキテックス)
ミスターカラーうすめ液
艶消しスプレー
パステル
![](https://kurupaya.com/wp-content/uploads/2021/02/img_4129.jpg)
水彩色鉛筆
![](https://kurupaya.com/wp-content/uploads/2021/02/img_4131.jpg)
を足しました。
正直、私が使った道具はこれでもかなり少ないかと…
他者様のブログを色々と拝見したのですが、専門店に行くかネットで注文してしばらく待たないと入手できないものが多かった…
今すぐにでもやりたかったので、すぐに手に入るものを中心にそろえております笑
1/6ドールを作ろう!:ヘッド編
![](https://kurupaya.com/wp-content/uploads/2021/02/20210208_130758000_iOS.jpg)
(マットが汚くてごめんなさい)
さすがに金型作りから始めるわけにもいかないので
まずは既製品のカスタム用ヘッドを探すことから始めました。
リカちゃんやジェニー、バービーなどのお顔をうすめ液などで拭きとって
お顔をペイントすることもできるのですが
彼女たちのお顔、上述の男子たちと並ぶとめちゃくちゃ大きく見えるのです。
そして私の心情的にもともとお顔のある子のお顔を全消しすることはできない…
ということで1/6ドールのカスタム用小顔へッドをざっと探したところ
・オビツ社製ヘッド
・PARABOX社製ヘッド
この3点がメインかな…といった印象でした。
海外製のものは恐らく中国製なのですが、ボディの材質との相性によっては
首溶けしたり色々想定外の問題が起きそうなのでやめました。
で、カスタム用のヘッドってほとんどが入れ目(ヘッド内にドール用のアイをセットするタイプ)が主流のようで
探しても探しても描き目用のヘッドはほぼこれしか見つかりませんでした。。。
ちなみに、入れ目用のヘッドはこんな感じです。
入れ目…それはちょっと私の想像のつかない世界でしたので
上のオビツさんの「27HD-F01W」という品番?のヘッドで試してみることにしました。
ソフビに描いていく難しさよ
![](https://kurupaya.com/wp-content/uploads/2021/02/20210209_062450150_iOS.jpg)
まずは、リキテックスで薄めの茶色を作って下書きをしていきます。(これは全然薄くない茶色ですね、、、笑)
私の場合、この下書きから信じられないくらい完成系のお顔が変わったので
この時点での下書きはあんまり慎重にやらなくてもよい気がしました笑
この時点では結構左右の目の大きさは歪んでいるし不揃いですが
まぁ練習だしぃということでこのまま進めていきます。
だいたいの目安を付けられたら、濃い茶色を作って本命の線を引いていきます。
私は最初から美しい線を引く、というよりは
爪楊枝にコットンを巻き付けて、うすめ液を染み込ませ歪んでいる部分を消していきながら
調整していくイメージで仕上げました。
![](https://kurupaya.com/wp-content/uploads/2021/02/20210209_115652967_iOS.jpg)
左右対称になるように整えた結果がこちらです。
この時点で好みじゃないし、思っていた子と違う顔になった…
まぁ、練習だから!と思いこれもまた色をつけていきます。
![](https://kurupaya.com/wp-content/uploads/2021/02/20210209_142133738_iOS.jpg)
色を塗ってみたらさらに想定外のお顔になりました。笑
なんかたくましいし、男の子みたい。
私が想像していたのはこういう感じじゃないやい!ええい…どうしたらいいんや…
とりあえず家にあったウィッグを被せてみました。
![](https://kurupaya.com/wp-content/uploads/2021/02/20210209_142505867_iOS.jpg)
ああ…うーん。
まぁ、髪の毛が入るとコレジャナイ感が少し緩和される…気がします。笑
![](https://kurupaya.com/wp-content/uploads/2021/02/20210209_142505867_iOS-1.jpg)
それから、アップで見ていただくとわかりやすいのですが
このヘッドは造形がリアルな人間寄りで、もともとの瞳の部分のカタチが結構小さいんですよね。
![](https://kurupaya.com/wp-content/uploads/2021/02/20210209_142505867_iOS-1-1.jpg)
そのため、造形無視して大きめに瞳を書いてしまうと
こんな感じで横から見たときに
「おめめの下まぶたがほっぺに貼りいてるやんけ」状態になってしまいます。恐怖。
プロの方はちゃんと、瞳の位置がペイントと合うように
予めルーターなどで削って調整してから挑むのだそうです。
しかい素人にそんなスキルはない…
よし、次は目の造形を意識してらもう少し柔らかい色で描くぞ…!
二度目のチャレンジ
![](https://kurupaya.com/wp-content/uploads/2021/02/20210210_110713065_iOS.jpg)
2回目は慣れもあり、ここに至るまでに15分くらいで済みました。
(1回目は1時間くらいかかった)
このお顔は結構理想通りです。
色を塗っていきます…
![](https://kurupaya.com/wp-content/uploads/2021/02/20210210_134342480_iOS.jpg)
ふむ。ちょっと左右非対称なので調整の余地ありなのと
睫毛がちょっと変なのでもう少し自然な感じにすれば完成としてもよさそうかな?
このあと微調整して、パステルでチークとリップをつけました。
![](https://kurupaya.com/wp-content/uploads/2021/02/20210211_133156000_iOS.jpg)
女の子なのか男の子なのか、どっちなんだかよくわからない感じになりましたが
満足のいく仕上がりになったのでここまでとしました。
せっかく水彩色鉛筆を買ったけど
ほぼ使わずに終わりました笑
ボディはオビツ26を選択
![](https://kurupaya.com/wp-content/uploads/2021/02/20210219_070037000_iOS-1-768x1024.jpg)
ボディをつけてあげると、だいぶそれっぽくなりました。
今回この子に選んだのはオビツ26です。
これまで、ジェニーフレンドたちにつけていたのはオビツ27なのですが
どうやら26は新型?!のようです。体型や首のジョイント部分の造りが、27と全然違います。
関節部分が多く、可動域も広い印象。
また後日、違いをアップさせていただきますね。
結構幼児体型で、上半身が細身、下半身ふくよかな感じに仕上がってます。
上に載せたのはL胸なので、お胸が爆裂サイズとなっておりますが(Mサイズ売り切れみたい…)
今回作った子につけたのはMサイズのボディです。
しかしSサイズでは?というくらい控えめ…
オビツ27のM胸は結構ボーンって感じなんですけどね…
![](https://kurupaya.com/wp-content/uploads/2021/02/20210219_065929000_iOS-768x1024.jpg)
ストールを巻いてると気にならないのですが
実はヘッドがかなりゆらんゆらんです。
公式のやり方だと、ヘッドを開頭(字面がこわい)して固定するのですが
そうすると植毛ができなくなっちゃうしなーーーーと思い(できるけどやりにくそう)
ひとまずゆらんゆらんのままであらゆる方法を模索中…
ちなみにこの子のお名前は「白井(しらい)トマト」に決まりました。
命名はオットです。爆
![](https://kurupaya.com/wp-content/uploads/2021/02/20210212_043526000_iOS-768x1024.jpg)
この髪型と白さが決め手のようです。
最初は断固反対していた命名ですが、だんだん馴染んできてしまい…こわい。
トマトって、最初は白くて完熟すると赤くなるんだそうですね。
この子は完熟する前なのかな…笑
ということで、1/6ドール制作の記録でした。
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