【初代リカ・いづみ】青森に行ってきた~恐山編~

こんにちは。てまりりです。

もくもくと青森での旅路を投下してゆきます笑

今回は青森旅、二日目に訪れた

日本三大霊園で知られる「恐山」にフォーカスしてお送りします。

恐山とは

霊場としての恐山

宇曽利山湖の湖畔にある恐山菩提寺は日本三大霊場の一つであり、9世紀頃に天台宗の慈覚大師円仁開基した[1]本尊延命地蔵尊[1]。同寺は現在は曹洞宗寺院であり[1]、本坊はむつ市田名部にある円通寺である[2]。恐山は死者の集まる山とされ、7月の恐山大祭では、恐山菩提寺の境内でイタコの口寄せも行われる

ーWikipediaより引用

大間からまた50kmほど車を走らせ、ついにたどり着きました。

「恐山は、親よりも先に亡くなった子どもを供養するための霊園」
「天国にきたような気持ちになる、不思議なところ」

というぼんやりとした情報のみで訪れました。

冒頭の写真は湖ではなく、三途の川です。

この三途の川に架かる橋、数年前まで渡れたようなのですが…

この日は渡れなくなっていました泣

あたりにはかなり強い硫黄のにおいが立ち込めており

すでに独特の雰囲気。

ここはこの世とあの世の境目だと呼ばれているのも頷けます。

恐山菩提寺に到着

総門前では六地蔵がお出迎え。

11時前だったので、お寺の中もかなり空いていました。

門の前にはお地蔵様とたくさんの風車。

恐山では硫黄の濃度が高すぎて線香や蝋燭など、火元は厳禁。

着火のおそれがあるそうです。

そのため、代わりに風車や草履、手拭いなどが供えられていました。

地獄にも天国にも見える、不思議な世界

恐山の不思議なところは

・物悲しい
・美しい
・寂しい
・きれい

いろんな側面を持っているところではないでしょうか!

恐山といえば、賽の河原。

亡くなった幼いどもたちが、朝晩石を運んでは積んで仏塔を作ろうとする。

しかし鬼がやってきて、せっかく作った仏塔を壊していく。

せっかく作った仏塔を壊され、また泣きながら石を積み続ける…

 

そんな、なんとも悲しく、怖いお話があります。

ご覧の通り、ほんとうにそこらじゅうに石の積みあがった塊がありました。

ほんとうにずぅっと石を積まされ続けているのだとしたら…

悲しすぎる。。。

この賽の河原から、宇曽利湖まで透き通った美しい水が流れています。

この先に広がるのが、「極楽浜」

どうでしょう。まるで、ほんとうに天国のような美しい湖。

極楽浜、という名称ですがこの大きな湖は海ではなく、あくまでも湖です。

写真ではとっても穏やかに見えますが、かなり強い風が吹いています。

どーん。てまりりです笑

突風で髪が大爆発しています。

美しい景観を損ねて申し訳ありませんが、人間がいるほうが湖の壮大さが伝わるかと…

あまりにきれいな場所だったので、初代ちゃんたちにも

撮影に参加していただきました。

どんなお話をしているのでしょう?

 

水子の魂はどうなるのか

恐山からの帰り道、ほんとうに子どもたちの魂は

石を積まされ続けて救われないのかと気になってしまい

Google先生に聞いてみました。

 

そもそも、お経にこのお話の根拠はなく俗信とのことですが

親よりも先に亡くなるのは、五逆罪という罪に当たるよう。(※あくまでもググった結果)

親よりも先に亡くなるということ、そのものが罪であるとされてしまうのですね。

そこで登場するのが地蔵菩薩。

地蔵菩薩とはすなわちお地蔵さんのことです。

お地蔵さんはその愛くるしい姿からは想像もつきませんが

地蔵菩薩

大地が全ての命を育む力を蔵するように、苦悩の人々を、その無限の大慈悲の心で包み込み、救う所から名付けられたとされる。

ーwikipediaより

壮大なスケールで神…

子どもの守り神とも言われているようです。

恐山では至る所でお地蔵さんが祀られているのですが、納得。

行ってみるまで、あえて恐山の写真や記事は読まなかったのですが

実際に行ってみると予想以上に美しく

神秘的な場所でした。

きっと、訪れたときの年齢や心境で感じることが変わるんだろうな~

念願の恐山に訪れることができ、大満足でした。

 

おまけ:恐山冷水

恐山からの帰り道、歩道にこんな神秘的な場所を発見…!

てまりりの写真スキルでは伝えきれないこの神々しさ…

清らかなお水が流れています。

するとバスが…公共のバスが止まった!!

中からは続々と観光客は下りてきて、お水を飲んでおられました。

あとで調べたらここは恐山冷水という場所で

なんでも「若返り」「不老不死」「長寿」になれることで知られる

有名でありがたいお水だった…

もちろん、知らなかったので飲んでません。爆

 

以上、恐山編でした。

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