カンボジア冒険記①ートンレサップ湖編ー

昆明から4時間、ようやく旅の目的地、カンボジアへ。

かのアンコールワットのあるシェムリアップにホテルを予約しました。

到着したのは現時時刻で23時くらいだったかな?

飛行機から降りた途端にアジアの森林(?)のいい匂い…

今回初めてトゥクトゥクデビューを果たしました。タイで見かけたけど乗ったことはなく。。

カンボジアでの移動はすべてこのトゥクトゥクでした。

乗ってるときの写真ではトゥクトゥクがなんなのかわかりにくいので全貌をお見せするとこんな感じ。

カンボジアは一応寒期だけど、日本の5月くらいの気温で、夜は少しひんやり。

トゥクトゥクは椅子しかないので全身で夜風を受け止めると結構寒い。。笑

周りを見渡しても道路を照らすための灯りくらいしかついてなくて、道を外れるとまっっくら!

飛行機から見ても灯りがほとんどなかったのはこのせいか…やはり日本は夜も明る過ぎる。

ヘトヘトになりながらホテルへ到着。

朝、シェムリアップの市場へ

朝はホテルの近くの市場へ出かけました。

とにかく狭い敷地に人と食べ物とがいっっぱい!

日本で例えると…魚以外も豊富に扱っててだいぶ広くなったかつての築地市場みたいな感じかなぁ。。。(全然違うか…)

お土産屋さんで早速何点か雑貨を購入。日本で買ったら5倍くらいしそうなものでも、カンボジアでなら安心して購入できる価格なので買いものが楽しいです。

トンレサップ湖へ向かう!

この日の目玉、トンレサップ湖へ。

ホテルのコンシェルジュ曰く、片道20分くらいでつくとのことだったけれど、実際には30分以上かかって…笑

なんといってもこの赤土がとにかく舞いまくり、私たち含めすれちがうトゥクトゥクに乗る外国人はみんなマスクをするか、スカーフで顔面を覆うか、サングラスをかけて目を守るなど対策してました。

でもこの日本ではあり得ない感覚がまたスリリングで楽しいのでした。

トゥクトゥクの運転手の目がかなりの確率で充血してるのはこのせいなのかしら。

道中は肋骨が浮き出るほどガリガリの牛や、死んだように眠る犬がたくさん。

そしてバイクに4人乗りしてる人の多いこと…後ろに座って自転車抱えてる人も…どうやってやってるの?笑

見たことない光景ばかりで全く飽きません!

ちなみにこれは道中に購入した…なんだと思いますか?

わたしは鳥と信じてましたが、カエルでした。。。わたしは食べていませんが、骨があるし鶏肉のような食感だそうです。

それを聞いているだけでぞわわ…ごめんなさい。わたしには食べられそうにないです。

※カエルが苦手な方がいらしたらほんと、すみません

トンレサップ湖に到着

カンボジアでは数少ない観光スポットの一つらしく、大量のトゥクトゥクが駐車されていました。

中学生くらいの少年が運転してくれてるボートに乗り込みます。足場がかなり悪く、女性は油断すると湖に落ちそうな感じなのですが、この運転手君がしっかりと手を取ってくれるので非常に頼もしいのですね。

この若さで素晴らしい…と感動しました。

ボートによっては7〜8歳くらいの子どもが運転していることも。子どもドライバーですね。

この方が我々の運転手くん。

エンジン音は爆音ですが、ゆっくりと時間が流れていきます。

カンボジア人の運動神経の良さは尋常ではない。この大きな船を少年が一人でターンさせて進みます。もはやターザンの領域です。笑

湖に並ぶ数々の住居は絶妙なバランスで、でもしっかりと建っています。

途中、少年から「もっと奥へいってみないか?」と誘われ、せっかくだからとさらに奥の水上の森をボートで探検することに。

こんな感じで、たくさんの人が待機していました。

我々はおばあちゃんが運転(?!)するさらに小さいボートに乗り換えて水上の森の中へ。

時々おばあちゃんがこうして振り返って何か話しかけてくるのだけど、クメール語はさすがに難しくて、ただただ笑い返すことしかできず…

それをわかっているけどおばあちゃんは何度でもニコニコ笑いかけてくるので、なんとなくぎゅっとした気持ちになるのでした。

途中にはこんな感じで水上にお店を出している女性たちが。

この仲良しな親子。とても印象的です。

すーっとこうして子どもをあやしているのですが、母も子も心から幸せそうに笑っていて、永遠にこの二人がこんなふうに幸せでありますようにと思ってしまうのでした。

だいぶ長いことおばあちゃんボートに乗っていましたが、今どこいるんだっけ?って思ってしまうような静かで穏やかな空間でした。

そして油断するといつでもひっくり返りそうでヒヤヒヤしてました。笑

元のボートに戻って湖の中心部へ。

中心部はこの空のグレーと湖のグレーが同化して、不思議な光景が広がっていました。

おばあちゃんの子ボートを体験するとなおさら…

みんななぜ一人で漕いでいてひっくり返らないの?不思議でなりません。水の上で暮らすなんて、泳げないわたしには考えられません。笑

よーく見るとしっかりとしっかりと植木まで育てているお家もありますね。

この鉢を作るときはどこから土を運んできて、どうやってこの上に置いたんだろうかと色々考えてしまいますます笑

夜は少しだけパブストリートへ

東南アジアの夜は長い。暑い国の人たちってどうしてこんなに夜遅くまで元気なんだろう?

翌日は3時半起きなので、この日はさっさと帰って寝ました!

個人的な印象ですが、ガンボジア人はアジアの中では控えめな感じ…

夜、市場を歩いていても日本人だと気付いて声はかけてくるけど

「おねーさーんかわいいねぇ〜おにーさーんかっこいいーTシャツ買ってくださぁーい」

って小さい声でボソボソ…

トゥクトゥクの運転手も最初は強気で値段を交渉してくるけど、最終的には「オーケーオーケー」と言ってニコって乗せてくれる。最初の強気はどこへやら…

ほんとうにみんな優しい国です。

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