こんばんは、てまりりです。
三連休が始まりましたね!
前回に続きまして今回は熱海旅行の後編です。それでは早速まいりましょう…
開館時間ぴったりにMOA美術館へ
早めにホテルのチェックアウトを済ませ、開館の9:30に合わせてMOA美術館へ。
熱海駅のバス停から7分ほどで到着しました。
静岡県熱海市桃山町26−2
開館時刻と同時だったにも関わらず、すでに結構人がいました。
2017年にリニューアルされた館内は近未来のような、SFのような雰囲気!
ながーいエスカレーターをどんどん上へ上へと昇っていきます。
エスカレーターの途中には広場があり、マーブル調の天井の色がみるみる色を変え…
とてもきれいでした。
この時点ですでにアートや…
そして近未来なエスカレーターから外へ出ると
THE美術館な外観が姿を現します。
曇り空ですが、大変きれいな建物で絵になる…
今日のたまきちゃんはピンクです。
こういったスモークピンク、絶対に似合うと思ったけどやっぱりなぁ~!
ちなみに、MOA美術館側から見ると前方は海が広がっています。
こんな感じです。
夏の真っ青な青空と海もきれいなんでしょうが、
このすこし寂しげな景色はそれはそれで、秋の熱海を感じさせてくれて素敵でした。
ガラス張りで開放感のある館内
この写真。この写真が撮りたかったんです…の一枚笑
前面に海の広がる美術館なんて、素敵ですよね。
さすが「海の見える美術館」です。
館内に進むと、受付のときにはたくさんの人がいましたが
各々の順路に進んだのか、ほとんど無人状態のタイミングもありました。
常設されている能楽堂へ
いやはや、初めて能楽堂に入ったのですがほんとうになんと表現したらよいのか…
非常に厳かな、神聖な空間に思えました。
ここでもすかさず、たまきちゃんをパシャリ笑
暗かったのでほとんどお顔は分かりませんが、雰囲気だけでもね…
それにしても昨日から同じ方向で同じポーズとってばっかだな…反省…
黄金の茶室にも
天正14年のお正月に、、豊臣秀吉が当時の天皇、正親町天皇に「茶を献上するため組立式の黄金の茶室を運びこんで茶会を行った」という実話をもとに
再現したお部屋だそうです。
キラキラです。
山中常盤物語絵巻を見てきた
岩佐又兵衛勝以の作品「山中常盤物語絵巻」が展示されていました。
『山中常盤物語』は、義経伝説に基づく御おとぎぞうし伽草子系の物語で、奥州へ下った牛若を訪ねて、都を旅立った母の常盤御前が、山中の宿で盗賊に殺され、牛若がその仇を討つという筋書きである。
ということで、牛若丸が母の仇を打つ話なんですが…
結構びっくりするほどの残酷なシーンも具体的に描かれており
昭和初期に日本で展示されたときは、そのシーンは白紙で隠されて
見られないようにしていたそうです。
※撮影したものは、フラッシュをたかなければ撮影OKのものだけです
ものすごく面白かったです。もう何100年も前の作品なのに豊かな表現、目の前に当時の状況が広がっているかのように思えてくる臨場感が!!
やはり日本の歴史や伝説、御伽草子系はある程度有名どころをおさえているような大人でありたい…
と思っていたのにそんな大人になれずに30歳になろうとしています爆
他にもいくつかの展示があり、これらは竹でできた花かごです。
どれも大変精巧な造りで、ハンドメイドのものもあったのだから驚きです。
絵巻を堪能した後はお茶
美術館の外には日本庭園が!
奥へ進むと、茶室が出現。
茶室 一白庵(いっぱくあん)
という茶室でした。
奥には和室が…お茶会が開催されたりもするのかな…
美しい和室です。
縁側もあり、素敵な空間…
こんなところで一日ぼーっとできたら、エネルギーをチャージできそうです。
注文したのは、いちじくの羊羹とお抹茶のセット。
いちじくの羊羹は不思議なことに、アップルパイの味に感じてしまう母娘…
大変美味しくいただきました。
とっても贅沢な時間でした!
ゆっくりとお茶したあとは、最後に美術館から海を眺めて。。。
心なしか、たまきちゃんも寂しそうです。
かなり前から楽しみにしていた旅行ですが、あっという間に終わってしまった…
帰りはお土産を買ったりしながらバスの時間を待って
バスでは疲労から爆睡してしまいすぐに池袋に到着しました。
一瞬で終わってしまった、楽しい2日間でした。
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