こんにちは。てまりりです。
このブログ、初めて来てくださった方にとってはかなり謎でいっぱいだと思うので
今回は
なんでこのブログを始めようとおもったか
詳しくお話したいと思っております。
古き良きものに尊さを感じる
この見出しだけだと「は?」という感じですね笑
私はリカちゃんやジェニーちゃんにハマる前はこけしを集めていました。
(まぁ、今もなんですが…)
時には工人さんと呼ばれる、こけし作りの職人さんのご自宅を訪ねて入手するほど燃えていました。
こけし
リカちゃん
一見、まったく関係のないものに思えるかもしれませんが、私の中では大いに関係しております。
限られた人しか作れない
我が家のこけしたちです笑
だいたい想像はつくかもしれませんが
こけしを作る過程はなかなかです。
②木材をろくろでこけしの形に削り、整える
③絵付けをする
①〜③まで、すべての作業が重い。こうしてようやく、形になっていきます。
まずろくろでこけしの形に削り、整える時点で一人前になるのに何年もかかります。
絵付けも、一発勝負です。
絵付けで間違えたら仕入れて形を整えた木材まで無駄になってしまうのです。
そうして、毎回緊張感をもって愛をこめて形になっていくのですが
リカちゃんやジェニーちゃんも同じです。
ヘッド(頭)に髪を埋め込む植毛と言われる作業も、アイプリントと呼ばれる瞳の彩色もすべて手作業です。
特に瞳の中に施された小さな「●」は、注射器で注入して描いているのだとか…
少しでも力加減を誤れば、●が大きくなりすぎてしまい
表情が変わってしまいます。
そもそも左右対称の位置に描くこと自体かなり難しいはず、、、
「あーなんか今日ダメだわぁ」みたいな
その日のテンションとかありますよね?
そういった少しの気の緩みさえも、許されない作業の繰り返しなのです。
職人さんの魂が込められていますね。
職人さんあってのドールたち
てまりりはドールのリップの色を変えたことはありますが、リップ一つとってもまあ~うまく塗れません。
最初は失敗してはやり直し…またやり直し…と繰り返してました。(もちろん消すたびにヘッドの素材は傷みます)
くどくどお話ししましたが、おわかりいただけますでしょうか。
彼女たち(ドールたち)は何年も経験を積み重ねた職人さんがいなければ、この素晴らしい完成度でこの世に存在することはできないのです。
どうか未来栄光なくならいで欲しい
壮大なスケールで言ってみる笑
以前、とあるおもちゃ屋さんで聞いた話ですが…最近のちいさな女の子はお人形で遊ばなくなったそうです。
そりゃそうそうですよね…
着せ替え人形がなくても、顏まで自在に変えられるアバタ―のアプリやSNS、
インターネットを好きなだけ使える時代に生まれた今のお子さんたち…(もちろん、ご家庭の教育方針によると思いますが)
リカちゃんで遊んでいる子は少数派でしょう。
そんなわけで、現在のドール市場は大人が多いんだそうで笑
でも、いいんです!
もちろんちいさなお子さんと遊べるのがリカちゃんの本望かもしれませんが(むしろリカちゃん開発者の願いでもあるが)
購入することで市場が守られるなら
どんどん大人も買ったほうがいいですね!
今は大人が読むことが当たり前になったマンガだって、つい10数年前までは「子どもが読むもの」という認識だったんですから。
「カワイイ」が世界共通語になるほど可愛いもの大国の日本で
こうしたドールたちがいつまでも残ってくれたらいいなと思っています。
ドールとの付き合い方
ドール好きの間では「ドール沼」という言葉が有名です。笑
メルヘンな「ドール」というワードに「沼」がくっつくとなんとも怖い響きに…
なぜかと言うと、
次はあの子が欲しい…
次はこの仕様のこの子が欲しい…
あの作家さんのお洋服欲しい…
もうすぐクリスマスだしサンタの服欲しい…
と、まあこんなふうに欲望が無限に派生していくんです。笑
そうそれはまるで…底の無い沼のごとく…
しかもドール服とかって、結構高いんです。普通に人間と同じくらいだったりします。
すると何が起こるかというと自分よりドールにお金かけ始めたりするんですね。
(一時の私もそうなりました笑)
そんなわけで、我が家では
・ドール予算 5000円 / 一か月
・1フレンドにつき1体(リカちゃんは除く)
というルールを設けました。
大人になると自分のお給料を自分の好きなように使えてしまうので(※独身に限る)
本当に際限なく、いくらでも使ってしまう恐れがあります。
特に私のように欲望に素直な人間はなおさら…
現在、リカちゃんフレンド48人
ジェニーフレンドは50名以上
とされていますが
※両方ともwikipediaを参考にひたすら数えただけなので正確な数は定かではありませんが…
フレンドをかたっぱしから集めただけで優に100体を超えてしまいますね笑
1フレンドにつき1体!!
と頭に入れておくと
おむかえするときもよーーーーく吟味するようになりますし
それぞれのドールのイメージや、自分の好きな仕様(アイプリの色や、ヘアカラー、メイクなどなど)も把握できるようになり
1体1体に対してさらに愛着が湧くのでおすすめですよ。
大人も思い切り好きなものを愛でるべし
今回はだいぶ長くなってしまいましたが
このブログを通じて、すばらしいドールたちの魅力がより多くの方に伝わり
今後も変わることなく残り続けてくれたらいいな、と願っています。
そして多くの疲れた日本人たちが、癒されて元気になれますように。
コメントを残す